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グローバルキャベチュー構想、ついに動き出す!
キャベチュー2018 イベントレポート
13回目を迎える『キャベツ畑の中心で妻に愛を叫ぶ』通称キャベチュー。
愛妻家の聖地として活動し続ける群馬県嬬恋村は愛妻の丘に、今年も秘めたる思いを持った男たちが集結しました。
今年のキャベチューは「日本の地方創生を視察し体感したい」という台湾からの有志たちも参加。
国際交流を通じて、日本の愛妻家の聖地から、アジアの愛妻家の聖地への成長を予感させる素晴らしい会となりました。
18:10前夜祭(9月8日)
キャベチューを控えた9月8日土曜日。ホテル軽井沢1130に集結した運営メンバーは、毎年恒例となっている前夜祭(決起集会)を行い、一年ぶりの再会や、新しいメンバーのお披露目などをリラックスした雰囲気で楽しみました。
今年は明治大学農学部の新メンバーにはじまり、各地の叫びに参加するご夫妻や、村のプロモーションビデオに協力するご夫妻、さらには嬬恋村の観光資源を視察しにいらっしゃった旅行会社のエージェントさんなども緊急参戦し、良い意味でのカオス感があるほがらかな会となりました。
前夜祭では特別に、翌日に愛妻の丘で現地販売される新商品「叫ばれビール」の試飲会も実施。昨年ビールの原料となる嬬恋産大麦に、サケビストの男たちの愛を注入し作られたビールは、生産者の努力の甲斐あって、素直で力強い逸品となりました。
21:00 事前交流会(9月8日)
前夜祭を終えた一行は、前夜祭中締め後、村のワゴンに飛び乗り台湾有志が待つ嬬恋プリンスホテルへ。国会議員、旅行代理店、事業経営者、若手起業家、社会活動家のメンバーで結成された一行は、日本の地方創生を体感する地として、愛妻の聖地嬬恋村を選び、訪村してくれました。
その想いに応えるべく、日本愛妻家協会メンバー、行政職員、地域おこし協力隊、さらには村長もジョインして、愛妻国際交流はスタートしました。
会は序盤から大盛り上がり。嬬恋村の歴史や日本愛妻家協会の成り立ち、そして参加したメンバーの想いなどを皮きりに、お互いの活動に質問が飛び交うなど、言語を超えた領域で、想いの共感が生まれる素晴らしい交流となりました。
最後はみんなで記念撮影。「せっかくの愛ある交流だから皆でハートを表現しよう!」と撮った集合写真は、思い思いのハートのデザインを施し、その多様性が表現されました。こうして新しい仲間が増えていくことで、また新しい創造性が開花する。地方創生という文脈ではおさまりきらない可能性を感じる夜となりました。
11:00 キャベチュー はじまる(9月9日)
「レイディースアンドジェントルマン!ウェルカムトゥツマゴーイ」毎年変わらないテンションで盛り上げてくれる村長の挨拶からキャベチュー13がスタートしました。
「私たち日本人男性が変われば、きっと世界が変わる。この村はその聖地として世界中の人が訪れる場所になる。」日本愛妻家協会ファウンダー、山名事務局長の挨拶も今年は国際交流を意識した幸せなスピーチになりました。
台湾視察団のリーダー、余宛如(YU, WAN-JU)さんも、通訳を介してどんな思いで嬬恋村を訪れたかを熱くスピーチ。台湾の地方創生事例から、視察団の紹介、そして未来構想を力強く語ってもらいました。
今年のオープニングセレモニーは、恒例の全員叫び(サケビストレッチ)に加え、前夜祭でお披露目された「叫ばれビール(キャベチューで叫ばれた愛を原料とする嬬恋村産クラフトビール)」の第二弾構想となる小麦に愛を注ぐ催しも開催。
今年は男たちの「やさしさ」をゲットして、嬉しそうな嬬恋高原ブルワリーさん。来年はどんなビールを開発して世に出してくれるのか、今からとても楽しみです。
11:22 いい夫婦時間 いよいよ叫びスタート!(9月9日)
振興局長から「昨年妻を連れてくると約束してしまったので、ちゃんと連れてきました」の賑々しい挨拶からのフライング叫びで今年もキャベチュー はスタート。
オフィシャルに招かれている来賓の方が大勢の前で公私の垣根を越えて叫んでくれる姿に、会場のボルテージが一気に上がります。
遠く北海道で暮らす妻と、被災地で頑張っている同志にエールを送る人。
遠く台湾にいる妻に、第二子子作り宣言をして感情を爆発させる人。
100本のバラとネックレスで永遠の愛を誓いプロポーズする人。
毎年必ず夫婦並列で叫ぶ人。
などなど。
シャイで想いを伝えるのが苦手と言われ続けている日本人夫ですが、舞台装置を用意し、背水の陣になれば、日頃言えないからこその秘めた感謝と愛情の言葉が爆発する。
ここにくると、毎年そんな瞬間に立ち会うことができます。
嬉しくて恥ずかしくて笑っちゃう妻がいます。
人前で喜びを爆発させる妻がいます。
グッとくる次世代学生がいます。
夫婦にしかわからない言葉に涙する妻がいます。
ただただ優しく見守る妻がいます。
日本愛妻家協会は気づきました。
私たちには、叫ばせてもらえるしあわせと、受け止めてもらえるしあわせがある。
いわずもがな、その叫びの先には妻がいます。
笑い、時に泣き、人目もはばからずに感情をさらけ出して受け止めてくれる妻がいます。
あたたかく見守る仲間がいます。
社会に発信したいメディアがいます。
「愛妻家ですか?」よく聞かれます。決まって私たちはこう答えます。
「妻がそう言ってくれるなら、きっと私は“愛妻家”です。」
愛妻家の聖地、群馬県嬬恋村。
彼の地がアジアの、そして世界の愛妻家の聖地になる、そんな日を思い描いて来年もキャベチュー、続けていきます。
次回はぜひあなたもご参加くださいね!
(文責:日本愛妻家協会主任調査員 小菅隆太)