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夫婦温暖化が進む心地良い晴天!
キャベチュー2023 イベントレポート1
「キャベツ畑の中心で妻に愛を叫ぶ 2023」通称キャベチュー18。
18回目の夏は、目が眩むほどの晴天に恵まれ、聖地嬬恋村愛妻の丘は、夫婦温暖化が一気に進む、外気も、気持ちも、大変あたたかい空気に包まれたイベントになりました。
昨年コロナではじめてキャベチューを欠席した事務局長代理の小生が、その無念(?笑)を晴らすべく、今年のキャベチューを全身全霊、渾身レポートでお届けします!
開催を迷った「前夜祭」
キャベチューは、日曜日開催ということもあり、誰ともなく「前日土曜日の交流どうしましょう?」という空気が生まれます。
今年はコロナ5類感染症移行直後ということもあり、嬬恋村も周辺市町村も、インバウンド含めた観光客が戻ってきていて、宿泊施設の予約も一般観光客の予約で取りづらくなっていた感がありました。
そうした状況の中、遠くは京都や三重、そしてお馴染みメンバーは東京神奈川から参集するにあたり「宿泊施設&宴会施設」の選定に苦慮した本年は、開催しない選択肢もあった次第。
開催を後押ししてくれた嬬恋村蕎麦の名店、中居屋さんの存在
開催を模索していたところ、人数の変動から、時間外の対応まで、快く相談に乗ってくださったのが、嬬恋村蕎麦の名店「中居屋」さん。
まだ開催があやふやな7月下旬に、お電話で
「キャベツ大使の小菅と申します。実はかくかくしかじかで、人数も定まってない団体宴会を企画中でして…」
とご連絡したところ、
「はーい^^いつも嬬恋村を盛り上げてくださりありがとうございます!閉店時間とか遅らせることもできるので全然使っていただいてOKですよ!人数変動もギリギリまで大丈夫です。ぜひ相談してくださいね。はーい^^」
と悩んでいたのが嘘のような二つ返事で、やっぱりやろう!と開催が決定しました。
企画はいらない。場があればいい。
前夜祭に集まったのは、総勢23名。
本年は新しい嬬恋村のイベント「星のプロムス」さんも、村内のさまざまな方々と共創し、人員が駆り出されていたので、本当は顔を出したかったとご連絡をいただいた御仁も、急遽そちらに人手としてアサインされた御仁もいらっしゃる中、10年以上活動を支えてくれた村の方々から、農家の次世代を担う若者、村外からは、三重で15年もスピンオフ企画を実装しているレジェンドから、昨年京都で大盛り上がりの第一回を開催した企画メンバーまで、ユニークな顔ぶれが揃いました。
一年ぶりの方もいれば、数年ぶりの方、はじめましての方もいる中で、嬬恋村の食材に舌鼓を打ちながら、自然と場は和んでいきます。
事務局長も、色々あった愛妻の丘の番人も、乾杯が嬉しそうです(笑)。
感慨深かったのが、キャベチューを続けることで、次世代が生まれ、想いが伝承されていくのを肌で実感できたこと。
この子達が成長する過程で、キャベチューがどのように影響を与えていくのかを考えると、やさしい気持ちにプラスして、なんだか勇気をもらえるから不思議です。
このメンバーは、記念撮影の段取りもお手のもの。誰ともなく仕切り
「はいはい、みなさん、もっと仲良い感じでフォトセッションですよー(笑)」
とノリノリ。
この笑顔を見れば、凝った企画なんて必要なくて、ほんと場があれば十分。
心の底からそう感じた前夜祭、でした。
夫婦温暖化が進む心地良い晴天!
キャベチュー当日は、時間帯によっては少し厚い雲も出現しましたが、気持ちの良い晴天に恵まれ、夫婦温暖化に十分な気候となりました。
毎年このキャベチューを楽しみにしていらっしゃる常連さんから、何気なく立ち寄った方々まで、11時の開催時間が近づくにつれ、丘の観客席が賑やかになっていきます。
「レディースアーンドジェントルマン!ウェルカムトゥ、ツマゴイ!」
いつもの村長の挨拶も、時を重ねて拝聴すると、味わい深いものがあります。
今年は嬬恋村キャベツ大使の会合もあり、全国各地から嬬恋村を応援する大使の方々も参加。
別荘地を盛り上げようとする人、台湾との繋がりを強化する人、長距離トラックユーチューバーとして遠く鹿児島から往復する人まで、いつの間にか大変賑やかなメンバーが嬬恋村に集結。
こうした新しいネットワークが広がるのも、キャベチューを続ける嬬恋村の魅力の一つです。
そして開会式は、やはり真打ちが登場しないとはじまりません。日本愛妻家協会事務局長が、一気に愛妻の丘をキャベチューモードに引き上げます!
今年はもう一つ特別な出会いがありまして、香港のテレビ局クルーが、日本愛妻家協会、嬬恋村、キャベチューを追いかけます。
キャベチューは、みんなができることを積極的にやる空気が朗らかに流れていまして、事務局長の妻さんである審議員長が通訳を買って出ます。
ここでサプライズのフラッシュモブ。昨年同様、明治大学の有志たちが、愛妻の丘に新しい彩りを届けるべく、今年もやってきて楽しそうにダンスを披露してくれました。
言語を超えて、その熱は、香港の取材クルーチームにも伝播し、ちょっとした国際交流がはじまります。
さぁはじまるぞ!叫びストレッチ!
ひとり一人の想いのこもった愛の叫びは、愛妻の丘全体でいつも受け止めています。
そんな機運を高めるべく、叫びの冒頭は会の成功を祈念しての全員叫びです。
今年は例年に増して、
「愛してる、よーーーーーーーーーーー!」
の余韻が長く、写真もとても良い表情が撮れました。
分割してお楽しみください!
叫ぶって、人間の根源的欲求のひとつ、なんですよね。
この画像見ていただいて、人が持つ本来の力、みたいなものを感じられる方も多いのではないかなと思います。
アイドリングで温まったキャベチュー会場の愛妻の丘は、かくして本番の叫びへと続いていくのでした。
(次号に続く)
文責:
日本愛妻家協会事務局長代理(嬬恋村キャベツ大使)
小菅隆太